おまんじゅう事件~商標の怖さ~

うちの実家(おばあちゃんち)はおまんじゅう屋さん。

昔ながらの甘酒まんじゅうやよもぎ餅、塩豆大福なんかが売っている
田舎にある小さな小さなまんじゅう屋です。

そんなまんじゅう屋をこれまで切り盛りしていたおばあちゃん(79歳)も
そろそろ年貢の納め時、ということで息子である伯父さん(母のお兄さん)が
おまんじゅう屋さんを継ぐことになりました。

この伯父さん、これまでもそのまんじゅう屋で働いていたのですが、
前々からネットで売りたいと考えていたらしいのです。
そこでこれを機に楽天市場へ登録し、まんじゅうの通販を始めました。

最初は家族一同心配していたものの、意外にも売行きは順調。
この素朴さが受けたのかね~なんて言いながら、みんなホクホクとしていました。

ところがある日、思わぬ出来事が・・。

とある楽天市場のまんじゅう屋から連絡が。
なんと偶然にも同じ名前でまんじゅうを売っており、しかもその名前で商標登録をしているため
「訴える!」と言ってきたのです。

これには家族一同大慌て。
そりゃそうですよね。
だいたい商標って何?ってぐらい無知な集団なのですから。

そこで、知り合いのそのまた知り合いの弁理士さんを頼り、
そのまんじゅう屋と話し合ってもらって、何とか和解の方向で事態を収めることができました。

でもこれで何憶円と稼いでいたら、もっととんでもないことになっていたそうです。
幸い始めたばかりだったし、こちらも意図的ではなかったので、
商品名を変更することと、今までの売上の一部を渡すことで交渉が成立しました。

良かった~!!!

ほっと一息ついたのと同時に、
無知な状態で商売を始めることの怖さを知りました。

ついでに伝えておくと、
商品名だけでなく、会社名やロゴなどでも商標登録が出来るそうです。
なので、起業する場合や新しい商品を作る場合は必ず、商標の事前調査を行い、
出来ることならその時点で商標登録をした方が良いみたいです。

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